V6が解散する時がもうすぐそこまで。
V6が解散する。
26年間の活動に幕を下ろすのだ……。
なにか、書きたいけれど何を書けばいいかな。って、思い出を最初からずらずら書いたけれどなんか、それも違う気がしたからまた初めから書いている。
V6は、わたしの生活の一部で、酸素だった。っていうのをこの数ヶ月間実感している。
正直にいえば、応援してきた間ずっとV6が1番に好きだったかって言われたら多少なりともそうじゃない時もあった。活動が多いわけでもなかったし、コンサートがない期間の方が多かったのもある。
でも、ずっとV6と三宅健がわたしのオタク軸の中心にはいて。
いろいろ諸説あると思うけれど、ある程度長く好きでいたら最初の関門は5年だと思うの…。わたしも好きになって5年目で本当に、担降り一歩手前まで行った。
理由はいろいろあると思うけれど、ちょっとのことがタイミング悪く重なったりして、もう終わるんだ…とあの時は思っていたけれど、終わらなかった。し、あの時好きだった人たちは今は特に追っているわけでもないし、そう考えたらやっぱりわたしがV6の活動をゆるくながらも、ずっと見ているのはすごいことなんだと思う。
コンサートに行ってからというものの、毎日過去のことを振り返って、曲を聞いては思い出が蘇ってくる。26年間の中の数年で、長くはないけれど、わたしの21年間の人生の中の数年と考えたらすごく大部分を占める。
この間のMステで、過去の出演回の総振り返りをしてくださっていたけれど、友達と電話しながら見ていて。すごく不思議な気持ちになったの。
95年の時は、まだ産まれていないけれど健くんはもうアイドルとして活動していて。
わたしが生まれる前からアイドルとして活動している人を好きになって、その人が今もアイドルをしているのが、本当にすごい「キセキ」が集まったんだと思う。V6がなんだかんだ言いながら、26年間歩んできたのも、わたしがひょんなタイミングで三宅健に出会ったのも。そこから、人生の支えになったことも。本当にすごい。
大袈裟でもなくて、人生を救ってくれたのがV6で……。
ずっとずっと、学生生活楽しくなくて。何回も死のうと思ったけれど「20周年は見届けないと」で頑張って。そのあとは「25周年までは絶対に生きる」とおもって、本当に頑張ってきた。
そんな25周年が去年、コロナ禍の中おわって。そのあとは「次のコンサートまでは頑張る」と思っていた。そうしたら解散が発表された。
そして今、V6はもう解散してしまう。
ぼんやりと「三宅さんがアイドルであるうちは、芸能人でいてくれるうちは、それを見届けたい」とは思っていて。でも当たり前のことだけどわたしより先にいなくなる可能性の方が断然高いわけで。そう思ったら、どうやって生きていこう。ってすごく怖くなる。
V6に会えない人生なら本当にもういらないよ。って最近すごく思ってしまう。
解散のこともあるし、私生活でも色々と重なりすぎてメンタルが崩壊している状態が比較的長く続いていて。どうして生きているんだろう。になってしまうの。
何もやる気が起きないし、KPOPも全然聞かなくなった…というのはないけれどお気に入りの曲をずっと聞いているくらいで前みたいにカムバする子達のアルバム全部聞いて〜音楽番組全部見て〜の熱は無くなってしまったし、飽き性のわたしなので普通に冷めてしまったんだと思う。
ほかに好きなアイドルを探そうとか思っているけれど、今いるアイドルならもうすでに気になっているはずだよな〜と思うので見つからないし、ピンとも来ない。
そう、思った時に「V6が軸にいたんだな」というのを強く感じて。揺るがない軸があったからあっちこっち見れていたのかな。と思って。
このまま、オタクもやめられそうな気がするのも少し怖いです。趣味がなくなっちゃうので。
今週はあまりテレビ出演とかはないけれど、最終週の来週はたくさんテレビに出る。音楽番組もあるし、ベストアルバムの発売もあるし、学校へ行こう!の生放送もある。
そうやって楽しんでいたら、11月1日がきてしまう。
でも、最後までずっと「V6」でいてくれて、ずっと、高みを目指してくれるんだろうなって思う。その、最後まで。最後の一曲まで。最後の一言まで。たくさんたくさん感謝を伝えたい。
悲しい気持ちもたくさんある、でも、たくさんたくさん、ありがとう。って感謝を伝えたいのが本音。でも、たくさんの幸せな思い出を振り返ると、「思い出は今を越せないよ」という歌詞を思い出しても、泣いちゃうの。
最近、ずっとFull CircleのMVをみている。音源がまだ発売されていないのもあるし。
それを見るたびに、最後の紙吹雪が舞いながら円になって踊っているのを見ながら、毎回新鮮に泣いてしまう。
一つの人生が終わるけれど、6人、それぞれの第二の人生を彼らは自分たちらしく、歩いていってくれるんだろうな。と。思えるから。
最後まで、V6も、ファンも、みんなが幸せに。
でも、泣きたい時は泣いて。1秒1秒大事にして。見届けたいと思います。